多田 荘一郎/ GEヘルスケア・ジャパン株式会社【サミット2019登壇者紹介】

演者

多田 荘一郎 / SOICHIRO TADA

GEヘルスケア・ジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 CEO

登壇セッション

プロフィール

1995年、パソコンメーカーの日本ゲートウェイに入社。
その後、体外診断薬大手の日本ベクトン・ディッキンソン、2008年よりGE横河メディカルシステム(現GEヘルスケア・ジャパン)に在籍、要職を歴任。2014年ボストン・サイエンティフィックジャパンの専務執行役員として、心血管・末梢血管部門と広報部門を統括。
2017年GEヘルスケア・ジャパンに代表取締役社長兼CEOとして着任。
限りある医療資源の有効活用と質の高い医療を維持するために、高齢化に伴い複雑化する課題の解決に取り組む。社外においても、医療連携促進やビッグデータの利活用に向け産官学の活動に参画し、政策提言に関わるなど幅広い活動に従事する。法政大学経営学部卒業、シカゴ大学経営大学院修了(MBA)

略歴

1995(平成 7)年 法政大学 経営学部 経営学科 卒業
同年 日本ゲートウェイ株式会社 入社
最終役職:社長室・経営管理部長
2000(平成12)年 プリントライフ株式会社 入社
最終役職:経営企画室長
2002(平成14)年 日本ベクトン・ディッキンソン株式会社 入社
最終役職:プレアナリティカルシステムズ/ダイアグノスティックシステムズ事業部長(兼任)
2008(平成20)年 GE 横河メディカルシステム株式会社(現 GEヘルスケア・ジャパン)入社
最終役職 : アジア・パシフィック兼ジャパン 超音波統括本部長
2014(平成26)年 ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社 入社
最終役職: 専務執行役員
インターベンショナル カーディオロジー事業部
ペリフェラル インターベンション事業部
ストラクチャーハート事業推進部
コーポレート コミュニケーション&ブランディング部 統括
2017(平成 29)年 シカゴ大学経営大学院修了(MBA)
同年 GE ヘルスケア・ジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 CEO に就任(現職)
現在に至る

サミット2019の演者紹介

あらゆる組織に必要とされるマーケティング発想―病院における実践とは?

マーケティングは難しいもの、自分とは関係ない仕事、と思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、市場の成熟化が進む現代の日本では、あらゆる組織にマーケティング的思考が必要とされています。もちろん病院・医療機関も例外ではありません。そこで本講演ではマーケティングの理論や、フレームワークを解説するのではなく、マーケティング的な思考、そのエッセンスを皆さんが体感できるような内容を予定しています。地域の方に愛され、そして患者さんに選ばれる。ブランド力を持った病院経営、そのマーケティング、ブランディングのアプローチをお話しします。

資格

参加者へのメッセージ

2014年から獨協医科大学病院臨床研修センター・センター長を仰せつかって、どのようにしたら獨協医科大学病院に初期臨床研修医が来てくれるか、どのようにしたら獨協医科大学の魅力を知ってもらえるか、いろいろ悩みながら戦略を練って実行してきました。病院マーケティングサミットジャパンの参加の皆様にお役に立つことがお話しできれば幸いです。

主な業績

自治体病院における事務経営部門改革の試みとその成果 日本病院会雑誌 59(11・12)1224-1227、2012
経営改革初期段階に行ったフラット型組織改革の成果 全国自治体病院協議会雑誌 52(3)306-308、2013
アンケートが現場を変える-短期集中型業務改善
第1回 新築移転への不安         病院 72(4):302-304、2013
第2回 アンケートのねらい        病院 72(5):399-401、2013
第3回 改善を望む声           病院 72(6):484-485、2013
第4回 業務改善策の作成         病院 72(7):573-575、2013
第5回 医師部門に与えたインパクト    病院 72(8):652-654、2013
第6回 病院改革はアンケートから始まった  病院 75(9):725-727、2013
目的達成型委員会を用いた業務改善推進~中小自治体病院の取り組み~ 全日本病院会雑誌 26(1)60-62、2015
平成29年度 自治体立優良病院総務大臣賞を受賞して 全国自治体病院協議会雑誌 56(9):1398-1402、2017
シンポジウム 育てよう病院総合医 ―日本病院会認定病院総合医― 病院総合医の必要性 ~中小自治体病院の経営改革より~ 日本病院会雑誌 65(11):1320-1345、2018