2026年6月20日(土)、福岡で開催される第31回日本緩和医療学会学術大会。その市民公開企画「いのちの交差点 〜つなごう「得意」、ひろげよう未来への可能性〜」への参加を中心とした、高校生向けの探究学習プログラム「”医療のリアル”探究DAY」のご案内です。
医療系進路を考えている方も、そうでない方も歓迎です。実際の医療系学会への参加、市民公開企画でのアシスタント体験を通じて、医療従事者や多様な専門家と対話・交流し、進路選択を越えた多くの学び・気づきを得てくださることを願っています。
竹田 陽介(病院マーケティングサミットJAPAN 代表理事)
「いのちの交差点」── 学会大会長からのメッセージ
第31回日本緩和医療学会学術大会 市民公開企画「いのちの交差点」企画趣旨より:
今、医療が進み、病気を抱えながら学校や地域で過ごすこどもたちが増えています。彼らは病気と向き合う中で、様々な経験をし、その経験の中で自分しかない輝きや「生きる力」を持っています。しかし同時に、社会との間に見えない「壁」を感じ、立ち止まってしまうこともあります。
緩和ケアとは、重い病を持つこどもと家族が、その人らしく「豊かな人生」を送れるように支える医療です。
だからこそ、私たちはこの学会の場で、医療の枠を超えた出会いの場をつくりたいと考えました。このイベントは、医療体験や交流を通じて、病気のある子もない子も、大人もこどもも、みんながフラットに出会う場所です。「助ける人」と「助けられる人」という枠組みを超えて、一人ひとりが持っている「得意なこと」や「自分らしさ」を持ち寄ってみませんか?
ここで生まれる新しい出会いが、社会にある壁を少しずつ低くし、誰もが自分らしく豊かに過ごせるきっかけになることを私たちは願っています。
余谷 暢之(国立成育医療研究センター 診療部 緩和ケア科)
探究DAY 開催概要
- 日時:2026年6月20日(土)9:30 集合 〜 17:00 終了
- 会場:マリンメッセ福岡A館(いのちの交差点会場)→ 福岡国際会議場(学会会場)
- 対象:高校1-3年生
- 参加費:無料(昼食弁当の支給あり)
- 集合・解散:現地集合・現地解散(福岡までの交通・宿泊は各自手配)
- 主催:一般社団法人 病院マーケティングサミットJAPAN
- 協力:第31回日本緩和医療学会学術大会/三菱みらい育成財団
- 学会公式サイト:第31回日本緩和医療学会学術大会
- 市民公開企画「いのちの交差点」:公式ページ
なぜ、高校生に来てほしいか
緩和医療は、終末期の話だけではありません。「人と人がどう支え合い、生きていくか」という、社会全体の根源的なテーマに当事者として深く関わる機会でもあります。
この日は、医療者だけでなく、他分野の企業、デザイナー、アーティスト、スポーツ選手、こども家庭庁の人、自治体──ジャンルを超えた専門家たちが集まって、こどもや若者と一緒に「いのち」や「自分らしい生き方」に向き合い、これからの「生」そして「死」を考える時間になります。
ふだん学校の中で、なかなか接点がない大人たちと一緒に、命と死の輪郭をなぞり、皆さんそれぞれが「人と人がどう支え合い、共に生きていくか」を自分ごととして考えるきっかけにしてもらえたら幸いです。
当日タイムテーブル(6/20 土)
集合場所:マリンメッセ福岡A館 エントランスロビー
【前半】いのちの交差点プログラム(マリンメッセ福岡A館)
- 9:30 集合・大会長挨拶(いのちの交差点 企画ステージ)
- 9:45 – 11:00 「いのちの交差点」各ブースでアシスタント体験
担当ブース(3-6人ずつ希望制で割り振り):
- ★「いのち」の作品作り with あそび大学 × 女子美術大学プロダクトデザイン専攻
- ★ 心肺蘇生
- ★ ぬいぐるみを用いた診療体験
- ★ 薬剤師体験
- ★ からだのフシギ(聖路加国際病院チーム)
- ★ だいじなひとにプレゼント!(松戸市立総合医療センター 小児科チーム)
※会場全体には、こども家庭庁・福岡市の取り組み紹介、スポーツ体験(野球・サッカー・アメフト)、絵本ワークショップ、関連団体ブースなども展開されます。
- 11:15 – 12:00 こどもまんなかリレーシンポジウム(こども家庭庁)参加(質疑・コメント歓迎)
- 12:00 – 14:00 昼休憩(弁当支給)・自由見学
- 14:00 エントランスロビー再集合 → 福岡国際会議場(日本緩和医療学会)へ移動
【後半】学会参加プログラム(福岡国際会議場)
- 14:30 – 15:30 特別講演1「『こえ』をかたちづくるもの、『聴くこと』がもたらしうるもの」
座長:余谷 暢之/演者:山口 有紗 - 15:35 – 16:35 特別講演2「信頼はどこから生まれるか ─ 好奇心・互恵性・透明性がつくるコミュニティ・レジリエンスの基盤」
座長:余谷 暢之/演者:Elizabeth Miller - 16:35 – 17:00 閉会式参加、大会長との記念写真、終了
※当日は参加者の様子を撮影(写真・動画)し、本企画の広報(web、紙面、他)、報告資料として公開しますのでご了承ください。
レポート提出・振り返り研修について
参加生徒は、下記4点を中心に 7/10(金)まで に参加レポート(Wordファイル等)を作成し、ご提出ください。
- 事前の企画情報を読んで、どんなイメージだったか。どこに興味があったか。
- 当日体験して、どんな学び・気づきがあったか。いのち、医療に対してどのように印象や考えが変わったか。
- このような学会・病院体験企画を通じて、若い世代(進路が医療系に限らず)のうちから実際の医療を知り、医療従事者と対話・交流することに、どんな意義・価値を感じたか。
- 同級生や同世代の若者たちに、今回の緩和医療学会体験を紹介したり、次回の参加を薦めるか。
※薦める場合は、参加者としての「推薦メッセージ」も記載。
後日、調整の上、振り返り研修を開催します(各学校にて)。生徒たちからの発表(参加を通じた学び・気づき)の後、大会長やメンター(オンライン参加)を交えたディスカッションを行います。
持ち物・服装
- 服装:私服 もしくは 制服(動きやすい格好)
- 筆記用具
- 水筒またはペットボトル飲料
- リュックサックなど両手の空く鞄
- (必要に応じて)軽食やお菓子を追加で持参してもOK
参加申込について
【締切】2026年6月12日(金) 学校教員より主催者へ連絡
- 教員の先生方より、主催者(ワカモノ未来共創部 事務局:info@hospital-marketing.jp)まで、以下を含む参加者リストをご連絡ください。
- 参加生徒の氏名(フリガナ)、学年・所属学校名
- 引率教員の氏名(フリガナ)、連絡先
- 主催者・事務局より、参加可否を担当教員へご返信します。
- 学生本人は学会公式サイトより事前参加登録を行ってください(https://jspm31.org/)。
注意事項
- 現地集合・現地解散です。福岡までの往復交通・宿泊は各自で手配してください。
- 未成年の参加にあたっては、必ず保護者の同意を取ってください。
- 学術大会の他プログラム聴講は、前日6/19(金)も含め可能です(後日オンデマンド配信もあるので、学会サイトよりご確認ください)。
第31回日本緩和医療学会学術大会 概要
- 会期:2026年6月19日(金)〜20日(土)
- 会場:福岡国際会議場
- 大会長:余谷 暢之(国立成育医療研究センター 診療部 緩和ケア科)
- 公式サイト:https://jspm31.org/
- 開催概要:https://jspm31.org/overview.html
市民公開企画「いのちの交差点」 開催概要
- 日時:2026年6月20日(土)10:00〜15:00
- 場所:福岡マリンメッセA館 アリーナ
- 対象:どなたでもご参加いただけます
- 参加費:無料
- 後援:福岡市、福岡県医師会、福岡県薬剤師会、こども家庭庁
- 協賛:公益財団法人 原田積善会/はぐむのあかりクリニック/医療法人 Blue Print/特定非営利活動法人 にこり/訪問看護ステーション プーラビダグループ/なや診療所/医療法人 よしだ小児科医院
- 公式ページ:https://jspm31.org/crossroads-of-life.html
企画:ワカモノ未来共創部(一般社団法人 病院マーケティングサミットJAPAN)

