ご挨拶 | 病院マーケティングサミットJAPAN2018 |

2018年3月25日、病院マーケティングサミットJAPAN2018をアクロス福岡にて開催させて頂きますこと、関係者ならびに参加者の皆さまに心より御礼申し上げます。
病院マーケティングサミットJAPANは、Evidence Based PR(根拠に基づいた広報)の観点から論理的に病院広報に向き合い、医療機関がしっかり認知され正しく理解された上で、患者や医療職(求職者や紹介元の開業医など)に選ばれるための方法論を広く共有するために発足された全く新しい医療広報シンポジウムです。
近年、個人がスマートフォンを片手にオンラインから多くの情報を得られるようになりました。しかし医療情報とりわけ病院に関する正確な情報は十分に社会に届いているとは言い難く、「現場では質の高い医療および人材教育をしているにも関わらず、病院外からの認知や評価が何故かそれほど高くない」という病院評価のミスマッチがしばしば見受けられます。
私自身、循環器内科医として内側から、病院広報コンサルタントとして外側から多くの病院を見つめてきました。情報が氾濫する現代日本において「良い医療」「良い教育」を提供している病院と、「患者から選ばれる」「医療職が働きたいと思う」病院が必ずしも一致しないと感じております。患者を救うべく真っ当に医療に取り組んでいる病院が患者、医療職から正しく評価されず苦労を強いられてしまうことは我が国の誰にとっても不幸なことです。
病院マーケティングサミットJAPANが考える病院広報の本道とは、各施設の正しい情報が患者や医療職に十分に伝わり、地域の病院が正当に評価され選ばれるための広報活動です。
第一回開催となる本シンポジウムでは病院広報、企業ブランディング、webマーケティングのエキスパート達が一堂に会し、「病院が患者、医療職に選ばれるためのマーケティング戦略」をテーマに白熱した議論を繰り広げます。当日会場にお集まりいただいた全員で、これからの時代に病院を生き残らせる広報戦略とは何か?を共に考え、議論を深めることができれば幸いです。
末筆ではございますが、皆様の益々のご発展、ご盛栄を心より祈念申し上げます。

病院マーケティングサミットJAPAN2018
代表 竹田 陽介(Yosuke Takeda)
株式会社Vitaly 代表取締役