12月5日(土) 11:00~12:00
企画担当:田端実(東京ベイ・浦安市川医療センター/虎の門病院)
企画の言葉;コロナ禍において病院内では3密を避ける対策が取られているが、チーム医療の重要度が高い心臓外科診療ではチーム内連携と3密回避を両立する工夫が必要である。また、院内でクラスターや濃厚接触が発生し、ある日突然医療チームが機能しなくなる、心臓外科領域でもそのような事例が報告されている。そうなると予定手術の中止はもちろん術後入院患者の治療もままならない状況となり、患者の不利益とともに病院経営や地域医療体制にも影響を及ぼす。 ハートアライアンスの3病院(虎の門病院、聖路加国際病院、東京ベイ・浦安市川医療センター)では感染症の専門家がチームを作り新型コロナウイルス感染症対策を行っているが、万全の対策下であっても院内クラスターや濃厚接触は起こり得る事象である。ハートアライアンスでは、チーム医療と3密回避の両立を目指す施設間連携、そして万が一の事態が起こった際に患者や病院、地域医療への影響を最小限にするための施設間連携を探っており、本セッションではそれらの取り組みの現状、課題、課題対策について議論したい。
座長:田端実(東京ベイ・浦安市川医療センター/虎の門病院)、藤田信子(聖路加国際病院)
コメンテーター:松尾貴公(聖路加国際病院)、荒岡秀樹(虎の門病院)、前田浩(虎の門病院)
演題「施設間連携の可能性を生み出す手術の標準化」
演者:阿部恒平(聖路加国際病院)
演題「チーム内、チーム間オンライン連携の現状と今後の取り組み」
演者:森村隼人(東京ベイ・浦安市川医療センター)
ディスカッション
全員
演題「感染対策から見たコロナ禍施設間連携の課題」
演者:織田錬太郎(東京ベイ・浦安市川医療センター)
演題「クラスター発生時施設間連携の現状と今後の取り組み」
演者:吉野邦彦(聖路加国際病院)
ディスカッション
全員
【病院マーケティングサミットJAPAN2020】
会場:EventHubオンライン会場