演者
林 裕幸 (株式会社横浜DeNAベイスターズ 経営戦略・IT戦略部部長)
登壇セッション
略歴
2009年IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社(現・日本IBM)に入社。
2013年株式会社横浜DeNAベイスターズに入社。
事業計画策定、球場改修計画(コミュニティボールパーク化構想)策定、マーケティング分析・顧客戦略策定、などを担当。2015年からグッズに関する戦略策定、販売業務を統括。2017年より経営戦略・IT戦略部部長を担当(現任)。マーケティング・短期および中期の球場改修計画立案や事業計画立案に加え、横浜スポーツタウン構想や球場外拠点「THE BAYS」等の新規事業の推進、IT戦略策定などを手掛ける。
プログラム紹介
2011年12月に誕生した横浜DeNAベイスターズ。2011年当時の主催試合年間観客動員数は約110万人に留まっていた。
しかし、6年後となる2017年の観客動員数は史上最多となる約198万人を記録し、球団誕生から6年間で約80%の増加を遂げた。
また、主催71試合のうち63試合が大入り満員になるなど、チケットが入手しづらい状態が続いている。
観客動員数同様、ファンクラブ「B☆SPIRIT友の会」会員数も年々増加しており、球団誕生から6年間で13.6 倍という増加率を記録した。
球団誕生当時は、データが全くなく、スタジアムに来ている客層さえわかっていなかった。まず取り組んだことは、球場に来ている客層について徹底的に調べ上げることだった。
球団経営の裏側を様々な具体事例を用いて、マーケティング視点でご紹介します。