指導医ディスカッサント・コメンテーター
天野雅之/ MASAYUKI AMANO
南奈良総合医療センター 総合診療科/教育研修センター
野迫川村 国民健康保険診療所 所長
登壇セッション
プロフィール
総合診療医としての日常診療に加え、ビジネススクールにも在籍中。主な研究対象はビジネススキルを活かした「病状説明」と「意思決定」。「日本中の臨床現場に、より多くの安心と納得を届ける」ことを目標に、医学生・研修医・専攻医の教育にも力を入れている。
略歴
2012年 自治医科大学医学部 卒業
同年 奈良県立奈良病院 臨床研修センター
2014年 奈良県立五條病院 へき地医療支援部
2016年 南奈良総合医療センター 総合診療科
五條市立大塔診療所 所長
2018年 南奈良総合医療センター 教育研修センター兼務
2019年 野迫川村国民健康保険診療所 所長
南奈良総合医療センター総合診療科/教育研修センター 兼務
現在、Nagoya University of Commerce & Business, Business Schoolに在籍中
受賞歴・執筆活動
家庭医療専門医・指導医
2017年 日本プライマリケア連合学会 優秀ポートフォリオ賞
2012年 自治医科大学 学長賞
商業誌を中心に多数の執筆歴あり。現在、病状説明に関する書籍を執筆中。
参加者へのメッセージ
「医師の仕事とは、何か。」
医学知識が容易に手に入る時代になった。数多の解説書が出版され、良質な二次情報がオンラインで検索でき、YouTubeで視覚的に学ぶことができる。同時に、AIやIoTなどのテクノロジーの進歩、働き方改革も含めた他職種への権限移譲の流れなど、医師としての仕事の境界が曖昧さを増してきた。
単に医学知識を知っているだけでは生き抜けない時代において、医学生は自らのキャリアにどのような可能性を感じ、若手医師は何を求めて研修病院を選ぶのか。御登壇いただく先生方の実例から学ばせていただくとともに、フロアの皆様と一緒に“キャリア”について考えたい。
サミット2019の演者紹介
あらゆる組織に必要とされるマーケティング発想―病院における実践とは?
マーケティングは難しいもの、自分とは関係ない仕事、と思われている方も多いのではないでしょうか。しかし、市場の成熟化が進む現代の日本では、あらゆる組織にマーケティング的思考が必要とされています。もちろん病院・医療機関も例外ではありません。そこで本講演ではマーケティングの理論や、フレームワークを解説するのではなく、マーケティング的な思考、そのエッセンスを皆さんが体感できるような内容を予定しています。地域の方に愛され、そして患者さんに選ばれる。ブランド力を持った病院経営、そのマーケティング、ブランディングのアプローチをお話しします。