【第2回】2021年9月17日 20:00-21:30
病院に「行く」から「来る」の時代へ
〜社会・コミュニティに溶け込む医療〜
必要な診療・治療ツールや専門的な人材がいる環境である病院に行くという時代から、遠隔診療にはじまり、モバイルクリニックによる移動、ドローンなどの物流等の改革によって、生活者が病院に行くのではなく、病院機能が私たちのもとへ「来る」という時代も、もはや夢物語ではありません。
また、一人ひとりのウェルビーイングの実現が目的となっていくSociety 5.0の時代における、それぞれの人生に寄り添った医療の提供という視点からも、医療は社会・コミュニティに一層溶け込んでいくことが求められています。本セッションでは、医療のみならず自治体や産業界のインタープレナー達と、街・地域における新しい医療体験の未来像についてディスカッションしていきます。
開催形式:
オンライン開催(YouTube Liveにて無料配信)
【司会】
岸 拓弥(国際医療福祉大学 大学院医学研究科循環器内科学 教授)
留目 真伸(SUNDRED株式会社 代表取締役)
【コメンテーター】
谷田部 淳一(一般社団法人テレメディーズ 代表理事)
上村 遥子(SUNDRED株式会社 チーフエバンジェリスト・コミュニティデザイナー)
竹田 陽介(株式会社Vitaly 代表取締役)
【プログラム】
オープニング:「医ンタープレナー」って?
イントロダクション:新産業共創における地域医療の位置づけ 〜ウェルビーイングの実現のために〜
留目 真伸(SUNDRED新産業共創スタジオ)
講演01:自治体発の地域医療 〜伊那市のモバイルクリニック事業と将来構想〜
安江 輝(長野県伊那市 企画部企画政策課)
講演02:診療看護師が起業する理由 〜オールアラウンド・ライフ・サポーター (ALiS)構想〜
新井 克哉(Team ALiS 代表)
萩原 和章(信州診療看護師研究会、三才山病院 病棟看護師長、診療看護師)
講演03:「コミュニティドクター」とは 〜白衣を脱いで町に出よう〜
近藤 敬太(藤田医科大学 総合診療プログラム 指導医)
ディスカッション:病院に「行く」から「来る」の時代へ〜社会・コミュニティに溶け込む医療〜